Python入門④ ループ処理

Python入門

こんにちは、やっちゃんです。

今日はループ処理についてです。

初めての方は、なんぞや?と思われるとかもしれまんせんが、「ループ処理=繰り返し(反復)処理」

だと覚えてください。プログラム内において、ある一定の条件を満たしていれば、

与えられた命令を繰り返すことコードになります。

様々な場面で使われる処理方法になるので、今は使いどころのイメージがつかない方も、

まずは動かし方だけでも今回覚えてしまいましょう。

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forループ

 

基本

まずforループを使う時の構文が下記になります。

 for のあとに「変数」を指定し、inの後に「繰り返したい変数の対象」、そしてコロン「:」を1行で

記入します。その後、変数を繰り返すためのコード、例えばprint()などで繰り返したかった対象を

表示させます。print()の前はスペースを4つ入れるので忘れずに。下記の例を見てみましょう。

→ Yacchan, Good, Scientist

 例では変数を「i」、繰り返したい対象をhumanにしました。humanの内容は事前に

[“Yacchan”,”Good”,”Scientist”]と指定しています。つまり、変数「i」の内容はYacchan、

Good、Scientistですので、print(i)とすることで「Yacchan, Good, Scientist」と出力

されるのを確認してみてください。確認できましたか?どうも有難うございます。

range()とループ処理の組み合わせ

 forループの次の事例を紹介する前にrange()という組み込み関数について紹介させてください。

range()はforループの中で読み込ませることで、()内で指定した整数を順番に

生成する関数になります。range(1,10)と指定すれば、ループ処理によりで1~9までの数字を

生成してくれます。1つ目の引数(先の例では1)はrangeが返す整数に含まれていますが、

2つ目の引数(先の例では10)は含まれませんので、注意してください。

 それではrangeを用いながらforループの処理を実際に見てみましょう。

→1,2,3,4,5,6,7,8,9

 1から9までの数字が順番に生成されたのが確認できたでしょうか?

forループの応用① (多層、入れ子ループ)

 これまで紹介してきたループは1つのループ処理が行われるだけでした。しかし、ループはもっと

複雑な形をとることがあります。頻出するものとして、ループの中にさらにループが組み込まれている

ことがよくあります。1つ目のループ処理で繰り返したい対象の1個目が処理された後に2つ目のループ

の内容がすべて処理され、続いて、1つ目のループ処理で繰り返したい対象の2個目が処理された後に

2つ目のループの内容がすべて処理され、、終わるまで繰り返されます。

 よくわからない方、下記の例を見てください。

→Yacchan、1,2,3,4,5,6,7,8,9

 Good、1,2,3,4,5,6,7,8,9

 Scientist、1,2,3,4,5,6,7,8,9

先ほどループの基本で指定したhumanの内容の1個目「Yachhan」のあとに1から9の数字が

繰り返され、その後、Goodのあとに数字、Scientistの後に数字と生成されたのが

確認できましたでしょうか?

 2個目のループは1つ目のループの中に入れたいので、print(i)の真下に改行して挿入します。

print(x)は2つ目のループの締めくくりですので、2個目のforのfを起点として再度4つのスペースを

入れます。

forループの応用② (1から指定の数字まで合算値を算出)

 例えば1から10までの数字の合算値を算出したいときにもforループが使えます。

下記の例を見てください。

→55

 range(11)は1から10の数字を変数「i」で生成してくれます。s=s+iの=は数学の「イコール」

ではなく、Pythonでは「代入」という意味でしたね(Pythonでのイコールは==)。ですので、

sは最初に0が代入(s=0)されていますのでs=s+iはs=0+1、つまりs=1となり、sに代入される

数字が1に変更されました。続いて次のループに入るので変数「i」は2です。先ほどと同様に考えて

s=s+iはs=1+2となりますのでs=3つまりsに代入される数字は3となります。これがrange(11)、

つまり1~10まで繰り返されて55という答えが算出されます。

 少々複雑かもしれませんが、慣れてくると思いますので、いろいろ試してみてくださいね^^

終わりに

 ループ処理について学びました。ループ処理にはfor文だけでなく、while文などもあったり、他にも

break文やcontinue文など細かく動作を指定できるコードがありますが、まずはfor文に

慣れましょう。使う機会が多いと思います。

 次回はfor文を使った関数の作成など、関数の応用について学びたいと思います^^。

本日も有難うございました!

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